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 ちょっとおもしろい温度測定の話 2 


表面温度計測のパイオニアとして表面温度計などで常に世界をリードしている安立計器株式会社を訪問し、熱電対のしくみなど、温度計測などについてお話を伺ってきました。
安立計器株式会社は表面温度センサから放射温度計、蛍光式光ファイバー温度計まで幅広い温度測定に対応した様々な温度測定器を販売している温度計測のスペシャリストです。

 

温度センサの精度は?

 

安立計器様では、左のような表面温度計や放射温度計など多くの種類の温度センサの開発・販売が行われています。

このようなセンサの精度はどのように保たれ、校正されているのでしょうか?

 

トレーサビリティーとは?

一般的に、測定器は確度の仕様などでその精度が規定されています。 しかし、確度を保証する仕組みが無ければ、その指示値を信頼することはできません。そこで、測定機器では、トレーサビリティーが非常に重要になってくるのです。

トレーサビリティーとは、ある測定結果が必要な精度を満たすために、その測定機器の校正手段が、国際標準や国家標準などに対する連続した比較校正の流れの中に位置づけられていることです。つまり、ユーザーの計測器がどういう経路で校正されたかが分かり、その経路がきちんと計量標準総合センターや、日本電気計器検定所(JEMIC)といった国家標準の特定標準器までたどれることになります。

正確にものを測定するためには、計量器が正確な標準器で校正されていることが重要なのです。

 

センサ校正装置

安立計器様では、日本電気計器検定所から続くトレーサビリティーに基き、校正を行っているそうです。
下のような校正装置を用いて、表面温度センサや放射温度計の校正を行っていらっしゃいます。

     

表面温度校正器

表面温度計の校正を行います

0℃黒体炉

放射温度計の校正を行います
なんと氷で冷やします! ステキです

これらの装置により温度計の校正を行い、正確な温度計測を実現しています。

 

 

面白い温度測定

 

コップの水の温度分布?!

コップの中に入っているお茶が熱いときやラーメンのスープが熱いとき、口で吹いて冷ましたりしますよね?!
そんなときどうやってお湯は冷めていくのでしょうか。こんな熱電対を使うと分かるかもしれません。
なお、このコップ型熱電対は、安立計器様がテレビ局からの依頼により作成されたものです。

下の図のように、コップの形に作った針金に細い熱電対を平行に渡すように数本設置します。それをコップの中に入れれば、その場所の温度が分かる!という仕組みです。

このコップ型熱電対は、1本の金属線に複数の異種金属線を下の写真1のようにコップ中で温度測定したい高さからつなげて作成しているものです。

左の図に示すように、それぞれの高さから熱電対をつなげることにより、その場所での温度を測定できるのです。

それぞれの位置での温度差を正確に測定することができる、という熱電対の特性をうまく利用しています。

 
熱電対による多点温度計測の方法

 

写真1 熱電対のアップ
写真2 コップの中に熱電対を入れたところ
写真3 こんな風にコップの中のお湯の温度を測定します

 

 このセンサを使えば、

・お湯を冷ましたときの温度の冷め方
・コップの中に氷を入れたときにどのように水が冷えていくか

など色々なコップの中の液体の温度分布を測定することができます!

 

 
電子レンジで調理中の温度を測る?!

電子レンジで食品を調理している間の温度を知りたいと思ったことはありませんか?
安立計器様の蛍光式光ファイバー温度計 FL-2000ではそんな温度測定を可能にします!

 

蛍光式光ファイバー温度計 FL-2000

高周波または高電圧環境下で計測が可能

電子レンジで加熱中の
水の温度も測れちゃう!

このほかにも、医学などの分野でもこの温度計は活躍しているそうです。

蛍光式光ファイバー温度計 FL-2000について詳しくはこちらをご覧下さい。

 




ぜひ、ご覧頂いた皆様のご意見をお寄せください。

 

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