< Emerging Technologies へ戻る

 

雑草水素とは・・・

水の中に雑草を入れておくだけで水素が発生するシステムです。


左側が水素発生容器、右側が水素貯蔵容器

 

左図のように片方の容器に雑草と水を入れてしっかりとふたをし、もう一方の容器中で水上置換を行って発生した水素を貯蔵します。

雑草を入れてから1〜2日の間室温に置いておくだけで水素ガスが発生します。


シリンジ上部の黄色の部分に水素が溜まった!

発生した水素を貯蔵しているシリンジです。
上の黄色い部分にガスがたまっている様子が分ります。

 

一体どうやって??

準備は本当にかんたんです。

1. 材料は雑草や、野菜くず等を使います。
(写真では扱いやすいように不織布の袋に入れています)
2. しっかり蓋のできる容器に材料の雑草を詰め、水を入れます。このとき、容器内に空気が残らないように気をつけましょう。
雑草と水は重さにして1:10の割合です。
3. 容器にしっかりとふたをします。
4. 発生容器と貯蔵容器をチューブでつなげます。
5. 貯蔵容器にも水を入れて、水上置換で水素を回収します。
これで準備万端です!
あとは室温程度の場所に静かに置いて1〜2日で水素ガスが発生してきます。
発生した水素ガスを使ってあなたは何をしますか?
発生したガスの量を一日、あるいは半日ごとに記録してみるのも面白いかもしれませんね。

 

 

【注意事項】
ここで紹介している実験によって発生するガスには、水素やメタンといった可燃性の気体が含まれています。従って発生したガスに火をつけると激しく燃焼して容器が割れたりする可能性もあり非常に危険です。容器の種類によらず、発生ガスに火を近づけないようお願いします。また、水素発生実験を繰り返して行い大きな容器にガスをためることも厳禁です。何かの原因で引火した時、大きな事故になりかねません。これらの注意を守って楽しい実験をしてください。

 

 

 

 



© 2005 TOKYO GAS ENGINEERING SOLUTIONS CORP. all rights reserved.

個人情報のお取り扱いについて   サイトのご利用について