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エアー用超音波流量計:model TRX/TRZ

 

 

地球温暖化防止のための様々な規制が強化される中、企業においてもこれまで以上の省エネ対策が求められています。しかし、一方で直接利益を生まない省エネ対策にできればお金をかけたくないことは、どこの企業でも同じことでしょう。そこで今回は、工場で使われる圧縮空気などのモニタを安価に行うことのできる流量計model TRX/TRZ(愛知時計電機製をご紹介します。

工場における圧縮空気の利用

業種によっても異なりますが、工場で使用される電気代のおよそ2割から3割が圧縮空気の製造に使われているといわれています。さらに、その2から3割程度は、途中で漏れて使われないとも言われており、まさに無視できない量のエネルギーが無駄になっているわけです。

圧縮空気の配管では、配管内の圧力を計測し、その圧力が一定に保たれるようにコンプレッサーが制御されるように設計されているのが普通です。つまり、どこにどの程度の量の空気が流れているかはわからなかったのです。実際、配管の末端では、規定の圧力になっていれば圧縮空気の利用には問題はなく、また無害な空気が途中で多少漏れたところで危険性はありませんから、効率を考えなければ流量など計測する必要はなかったわけです。

他の流量計

気体の空気を計測する方法には様々なものがあります。例えばオリフィス式流量計。流路内に設けた仕切り板の両側の圧力を計測して流量を求めますが、オリフィスの前後で圧力損失が発生するため、大切な圧縮空気のエネルギーをロスしてしまうことになります。また、渦流式や熱線式の流速センサーは、基本的に汚れに敏感で、オイルミストなどが混入することもあるコンプレッサーエアーではメンテナンスが大変です。

 

超音波流量計

その点、超音波メータは圧力損失がほとんどなくオイルミストなどにも強いという特徴を持っています。この流量計には流入側と流出側に2組の超音波発信機と超音波センサーが取り付けられています。流体が矢印の方向に流れた場合、流速により流入側から発信した音波と流出側から発信した音波との伝播時間に差が生じます。この時間差から流体の流速を検出し、流量計本体の断面積と流速をもとに体積流量を算出しています。

 

TRX/TRZの特長

この製品は、流量計としての基本機能に製品仕様を絞ってローコストを実現し、電源工事の不要な電池駆動も可能にするなど現場の声を反映した仕様になっています。また配管がループになっていて、流量計を流れる空気の向きが一定しないような条件下でも測定が可能になっているなど流量計メーカーならでの細かい気配りが満載です。計測レンジが他流量計よりも広く、わずかな流量の計測も可能で、エアー漏れ量の把握にも威力を発揮します。

 

正直言ってあまり派手さのない製品ではありますが、こういう地味な機器があまねく日本中の工場で使われるようになってこそCO2排出量25%削減といった大きな目標に近づいていけるのかも知れません。この製品のもっと詳しいことが知りたい時は、ご遠慮なくお問い合わせください。

 

 

 

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