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温度補正機能つき気密・漏洩検査器

セーバープロT(都市ガス用)

 

 

エイムテック(株)が開発し、プロパンガス用で普及が進む温度補正機能付き漏洩検査器「セーバープロI」の都市ガスバージョンがついに実用化されました。この画期的な機器を都市ガス向けにTGEからご提供いたします。保安の向上に貢献する次世代標準の漏洩検査機をご活用ください。

 

セーバープロとは?

ガス配管の気密・漏洩検査をする機械です。

ガス配管の気密・漏洩検査は、密封した配管に圧力をかけた後、配管内圧力の変化の有無によって判定を行ないます。セーバープロもこのような保安検査を行う機器のひとつです。

 

ニーズは何ですか?

気温の変化による誤差の補正

配管内部に空気(または都市ガス)を入れて圧力をかけ時の圧力変化によって漏洩をチェックしますが、検査中の気温の変化によって配管内部の圧力が変化すると、漏洩の有無を判断する事が困難になる場合がありました。つまり、漏れがなくても気温が下がれば配管内部のガスが収縮して圧力は低下しますし、逆に気温があれば漏れがあっても圧力が上昇することもありえる訳です。

 

テクノロジー

独自の温度影響除去アルゴリズム

温度によって圧力が変化するのであれば、配管の内部の温度を測って補正すればよいと考えるかもしれません。ところが、配管が設置されている場所が広く分布するために補正をするための温度測定をどこでやってよいかがわかりません。そこでセーバープロは、温度測定をすることなく温度補正をするという面白いロジックを組み込んであります。(特許取得済)

ステップ1:
まず、検査する配管内の圧力を大気と同じにします。この状態で圧力の変化を計測します。もし配管に穴が開いていても圧力差がありませんので、その穴からガスは漏れません。したがって、この時圧力に変化があれば、それは温度による圧力変化と考えることができます。

ステップ2:
次に配管内部を与圧してから圧力の変化を計測します。この時は、温度影響に加えて圧力差によって生じる漏洩流量も圧力の変化に影響を与えます。

ステップ3:
ステップ2での圧力変化からステップ1での圧力変化を引き算すれば、温度影響の成分を除いた正味の漏洩による圧力変動が計測できます。




図1:セーバープロの温度補正ロジック

実際に行われている処理に比べると簡略化した説明になっていますが、大まかな概念はご理解いただけると思います。

 

都市ガスとLPガス用の違いは?

両者の基本的なハードウエアに変更はありません。使用圧力などの相違によって検査仕様や判断ロジックなどが若干異なっています。詳しくは下表をご参照ください。

セーバープロT都市ガス用、LPG用比較表
項目 都市ガス用 LPG用
気密試験 試験時間 2分間or5分間、機器の設定で選択 配管容量10g以下は2分間、10g超は5分間自動設定
試験圧力 自動は3.0kPa固定、手動は2.0〜9.5kPaの任意設定 8.4〜10.0kPaの任意設定
漏洩検査 試験時間 2分間or5分間、機器の設定で選択 配管容量10g以下は2分間、10g超は5分間自動設定
試験圧力 実際のガス圧を使用 3.6〜5.4kPa及びガス圧、機器の設定で選択
調整器 圧力試験 ナシ 調整圧、燃焼圧、閉そく圧、燃焼器入口圧を計測
カレンダーの設定 管理者のパスワードが必要 設定可能

 

エイムテック(株)、東洋計器(株)、東京ガス・エンジニアリング(株)の3社は、協力してセーバープロT(都市ガス用)の開発を行いました。

 

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