当社のオープン・イノベーション企画に応募いただいた 株式会社ブルーストーンリンクアンドサークル様の Aerial Engineering Solution™ (以下AES)を紹介します。
AESは、ドローンを使った空間情報のデータ測定および3Dモデリングを活用したインフラ設備点検管理・調査ソリューションです。ブルーストーンリンクアンドサークル社のパイロットが保有ドローンにてエンジニアリングサービスを提供致します。
例えば、通信事業者が保有する基地局設備をドローンで撮影した画像、動画を用いて点検を行います。従来手法では、高所作業員が主観的な判断で点検を行っていました。 ドローンに手法を変えることにより、高所作業のリスクやコスト低減、並びに画像、動画による品質管理の向上を実現します。また、画像、動画は、独自のアプリケーションにて3Dモデリング等の手法で視覚化し管理を簡素化します。また、画像による点検は、画像解析AIの導入の足掛かりとなり、多くの設備を保有する事業者の保守業務の効率化に貢献します。
最近産業界の様々なシーンでドローンの活用が一般化してきていますが、墜落事故の主要因の一つとして電波障害があります。国土交通省の報告によると、電波障害によりドローンからの映像伝送の途切れや、制御不能に陥る事象があり、事前に電波の通信環境を調査することにより安全かつ安定したドローン活用が可能となります。例えば、上空のLTE通信網利用を前提とした通信環境調査と最適な飛行ルート提案することができます。
ブルーストーンリンクアンドサークル様は、国内モバイル通信事業者の電波エリア品質調査/改善を15年以上の直接取引で培った地上ノウハウを上空に活用しています。(※モバイル通信事業者以外の周波数帯(ISMバンド)の調査・提案も可能です。)
●ドローンを活用すれば、ガスプラント等の点検や、画像解析AIを用いた保守業務の効率化が図れます。また、IOT活用による通信環境・整備では、当社の電波測定技術を生かし効率的かつ迅速に対応可能です。
●画像解析による設備点検で活用した画像解析AIをガスプラント設備の点検業務に流用の可能性があります。
ドローン技術の活用は、ガス業界においても設備の老朽化や人手不足などの問題の解消のために、ますます重要になっていくことは間違いありません。通信業界で多くの実績をお持ちのブルーストーンリンクアンドサークル様が我々の力強い味方になってくれるかもしれません。お問い合わせ等ありましたらご遠慮なくこちらまでお尋ねください。
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