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レーザーメタン・ミニの特長

 

 

発売以来ご好評を頂いている、レーザーメタン・ミニの特長をご紹介します。

 

高所の漏洩点検で強みを発揮!

ガス会社ではメトロ点検と呼ばれる、大規模顧客の敷地内部の検査をローラー的に行っています。大規模な設備では天井に配管が設置してある場所もあり、高所などのアクセスのしにくい場所では、脚立を立てて可燃性ガス検知器を使うこともあります。こうした場面では点検の効率や安全性の面でレーザーメタンを使うメリットが大きくなります。サイズも小さくなったレーザーメタン・ミニは、現場に携行していっても邪魔になりません。

 

雨にも強い!

可燃性ガス検知器やFIDは吸引式のガス検知器ですが、これらの機器は水分がとても苦手です。フィルターなどを入れて対応していますが、雨の日の点検などで誤って水分を吸入すると、フィルター交換や最悪の場合修理が必要になる場合があります。この点、レーザーメタン・ミニはガスの吸い込みが不要ですので原理的に水に強いといえます。

 

広い場所をクイックスキャン!

都市ガスの主成分であるメタンガスには元来においがありません。そこで漏洩などを迅速に発見するために人為的に臭いをつけてあるので、あの「ガス臭い」においがするのです。わずかなガス漏れを発見するのにガス臭は強力な手がかりになりますが、室内でしばらくガス漏れが続くと、どこでも臭いがするようになり、漏洩場所を特定するのが難しくなることがあります。こういうときレーザーを使って広範囲を定量的に高速スキャンできるレーザーメタンが威力を発揮します。これまでの他の検知機では全くできなかったこの機能は、レーザーメタンの大きなメリットです。

 

メンテナンスが不要!

ガス検知器を長い間使っていると、感度が低下したりゼロ点がどうしても狂ってしまいます。そのため年に1回程度の校正をしなければならず、そのためのコストも発生します。しかし、レーザーメタン・ミニは内部に小さなメタンガスの容器を内蔵して自ら校正を行っており、定期的な校正作業が不要です。長期的なコストの抑制につながります

 

 

 

現場での漏洩検知業務は、検査を行う人の経験や力量に依存する部分が非常に高いのが事実です。新人が一人前になるためには、少なくとも4,5年の経験が必要であるとも言われています。漏洩場所を突き止めるときには、検知機の指示だけでなく、マンホールの位置などの状況証拠をつなぎ合わせて推論を組み立ていくこともあるのだそうです。こうした技能を身につけるために、ガス会社では研修プログラムを通して、臭気や漏洩音などの五感を使った訓練を実施しているのです。漏洩検査業務も職人の世界といえるのかもしれません。
レーザーメタン・ミニが、そのような現場のプロフェッショナルにも認めてもらえる検査機器になると私たちは信じています。

 

 

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