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真空パージ式ガス回収装置

(既設配管の残留ガスのパージ工法)

 

 

ニーズ

ガス設備の更新などに伴う配管の切り回し工事や撤去管工事において、既設のガス配管に残ったガスを回収・排出する際には、一般にボンベから窒素ガスを入れて残った都市ガスを排出する方法がとられてきました。このようなガスパージ作業では:


図1:従来式の残留ガスの排気方法:窒素ガスによって都市ガスを押し出す言わば「プッシュ式」排出方式。

 

  • パージ用の窒素ガスボンベを用意する必要がある。
  • 火気を使うことの出来ない地下室などでは残ガスの燃焼処理ができない。
  • 不明管・盲腸管に残ったガスが回収されない可能性がある。

などが懸念される場合がありました。

 

本方式の概要

図2:新開発の都市ガス用真空ポンプ

今回東京ガスにおいて開発された「真空パージ式ガス回収装置」(特許出願済み)では、窒素ガスによって残ガスを排出するのではなく、新開発の専用真空ポンプ(アネスト岩田(株)製)によって残ガスを吸引排出します。さらに、既に開発済みの吸着回収容器を併用することによって、火気を用いることなく安全にガスを回収することが可能になりました。

 

 

 

 


図3:真空パージ式ガス回収装置の作業手順:従来のプッシュ型に対して本方式では真空ポンプでガスを吸いだす「プル式」によってガスを排出する。物理的に接続されている配管であれば、全てのガスをパージできるメリットがある。

 

導入のメリット

「真空パージ式ガス回収装置」には以下のような種々のメリットがあります。

  • 窒素ボンベが不要。
  • ポンプを一箇所に仕掛けることによって接続されている全ての配管からガスを排出可能。
  • 作業時間が短縮され、燃焼処理が出来ない現場にも対応可能。

 

【注意事項】

  • 本装置を用いたガスパージは、溶接・フランジ接合の配管にのみ適用できます。(ネジ配管は不可)
  • 都市ガスと空気の混合ガスの排気はできません。
  • またその他の可燃性ガスや腐食・毒性ガスの排出もできません。

 

本製品は(株)ニシヤマに製造を委託しています。本工法の詳しい適用条件等につきましてはお問い合わせください。

 

 

 

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