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宇宙からガス漏れを検知

GHGSat

 

 

TGESのハンディタイプの遠隔ガス漏えい検知装置に強力なライバルが出現しました!
といっても地上でガス漏えいを見つけるのではなく、なんと宇宙から監視するというスケールの大きなお話です。
2016年6月に打ち上げられたGHGSat社の初めての衛星が現在運用中で、発電所、鉱山、埋め立て地、工業施設、ダム、
肥育場など数百ヶ所でガス放出を遠隔計測しています。

 

センサー 広角ファブリペローイメージング分光
波長レンジ 1600-1700 nm
検知ガス CO2, CH4
軌道 512 km 太陽同期軌道
再計測間隔 <14 日以下
探査範囲 12km x 12km
空間分解能 <50m per pixel設定可能

 

GHGSat は、単純な生データのイメージ化から、得られたデータ分布に基づく高度化モデルまで、下記に示す4種類のサービスを提供しています。

分析レベル 内容 詳細
Level 1 受信データ センサーから得られた生データ 指定した波長帯でのデータをピクセルレベルで画像化。
Level 2 分布シート センサーデータをもとに算出した地上のガス分布情報 ピクセルごとのコラム密度(mol/m2)および誤差を算出し、GEOTIFF形式のデータを提供。
Level 3 濃度地図 地図上に等間隔でマッピングしたデータの表示 レベル2のデータを使って疑似カラーを使ったガスの分布を地図上に表示。
Level 4
監視および放出量の推定
生データを基にしたモデリングや解析 監視: 指定された地点のガス量が敷居値を越えないか定期監視
放出量の推定: 継続的なデータに基づいてガスの放出量を独自のアルゴリズムで推定する。

 

発電所からのCO2放出の濃度地図
(Level3シミュレーション)

自社の衛星を使い、顧客の指定した座標にて目的の計測を行うことができます。

上記各レベルのデータ(生データ、データ分布、濃度地図)は商業用の衛星画像として提供されます。

監視・放出量監視サービスは年間契約で提供しますが、個別の案件に対しては柔軟に対応します。

 

 

ご質問等ありましたらお気軽にこちらまでお問い合わせください。

 

 

 

 

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