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カメラ型カラー画像記録装置

 

 

 

エネルギー使用実態の把握の重要性

エネルギーの最適利用を図るには、まず今どのような状況でエネルギーが使われているかを認識することが大切です。もちろん、電気・ガス・水道などのユーティリティにおいては、それぞれメータが設置されていますから、定期的に読み値を記録すれば必要な情報を収集することができます。しかし、実際にはいつも決まった時間にメータを読むことは、なかなか容易な作業ではありません。そのためだけに人を貼り付けたのでは、大きなコストがかかってしまいます。

デジカメで記録?

もちろん、最近普及の著しいデジカメを使えばメータの検針など簡単なことだと思われるかもしれません。でも、チョッと考えただけでいろんな問題が出てきます。

●長時間の間欠撮影ができる?
デジカメは消費電力が比較的大きいのですぐに省電力モードになったりする機種がほとんどです。1時間間隔で何日も計測をしようと思っても、なかなかうまく行きません。

●雨にぬれても大丈夫?
メータは屋外に設置されることが多いため、カメラも防水されていないと撮影ができません。

●うまく設置できる?
メータが設置されている場所は、パイプシャフト内などの狭い場所が殆どです。一箇所しか設置用のネジが設置されていないデジカメではうまく対応が出来ない場合もありました。

カメラ型カラー画像記録装置

そこで開発されたのがここで紹介するカメラ型カラー画像記録装置です。開発品は、30万画素のデジタル撮像素子を内蔵し、LED(発光ダイオード)による照明機能も備えています。簡単なスイッチ操作で1分あるいは1時間間隔でのデータ収集を簡単に行う事が出来、結果は内蔵されたCFメモリーカードに記憶されていきます。専用のソフトウエアを接続すれば、さらにきめ細かな設定も可能です。もちろん、防塵・防水構造になっていますから屋外での使用も平気です。

 

仕様

項目

内容

有効画素数

約30万画素(640×480:VGA)

撮影素子

1/4インチCMOSセンサー

ホワイトバランス

自動または手動

画像

カラー

記録媒体

CFカード 標準:32MB

撮影距離

5〜15cm(レンズ交換により1〜10m)

撮影間隔

1分〜1時間(一分間隔設定),
1時間〜24時間(一時間間隔設定)

撮影回数

最低400回以上(1時間間隔で15日間、1分間隔で6時間)

構造

IP54相当

寸法

(W)55×(D)90×(H)200mm

重さ

500g以下

動作温度

-5℃〜40℃

朝顔の生長を観察!

お借りしたカメラを使ってさっそく実験をしてみました。メータ指示の撮影はカタログにのっていますので、ちょっと違ったことにチャレンジしてみました。

 

芽が出たばかりの朝顔の苗にカメラをセットし、一時間間隔でデータをとってみました。左の写真がその様子です。装置はとても軽いので小型のカメラ三脚にも容易に取り付ける事ができました。

★芽の生長の様子はこちら(aviファイル)★

★開花の様子はこちら(スライドショー)★

 

 

 

★装置を使ってみた感想

とても簡単に使える製品ですが、幾つか気になったこともあります。今後の製品開発の参考になればと思い、リストにしてみました。

●間欠動作のため、動作をしているのかどうかがわからない。
小さな液晶でもLEDでもいいのですが、何枚撮影をしたかの表示でもあると動作中であることを確認できて安心ですね。

●照明の光量がイマイチ。
パイプシャフトの中や夜の撮影の時はLEDの光によって対象を照らしていますが、ちょっと露出オーバーな感じがします。被写体との距離にもよるのでしょうが、もうちょっときれいに写るといいなあと思いました。まあ、メータの指針を読むだけでしたら全く問題になりませんが。

 

使用例でも取り上げましたが、このカメラは単にガスメータなどの検針に用いるだけでなく、バイオ関連の比較的ゆっくりとした現象のデータ収集など幅広い応用が考えられる製品だと思います。

なお、本製品は(社)日本ガス協会が実施する地方都市ガス事業者向け技術開発支援制度による静岡ガス様、西部ガス様と金門製作所様の共同開発品です。

 

 

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