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高濃度一酸化炭素センサーによる

ガス器具事故の撲滅

 

 

都市ガスにおける事故撲滅への取り組み

これまでガス会社や機器メーカーは、様々な取り組みを通じて事故の撲滅を図ってきました。そのいくつかを列挙すると:

有毒な一酸化炭素などを含まない天然ガスへの転換
マイコンメータ(ガスメータ)による異常流量の監視
ヒューズガス栓による異常流量の防止
ガス警報機による漏洩検知
不完全燃焼防止装置の器具への導入

などがあげられます。長年に渡るこれらの取り組みよってガスによる事故は以前とは比べ物にならないほど減少しました。

 

長期使用製品安全点検制度の導入

2009年の4月から消費生活用製品安全法(いわゆる消安法)が改正され、新たに設置される屋内式のガス瞬間湯沸かし器や屋内式ガスバーナー付風呂ガマを含む9品目について、長期間の使用に伴い生ずる劣化により安全上支障が生じるおそれのある機器に関しての登録・点検制度がスタートします。こうした流れの中で、既存のガス器具についても、メーカー・ガス会社・使用者皆が安全使用のための機器の劣化の状況をきちんと把握することがとても重要になってきています。

 

ガス器具の劣化の兆候

実は、ガス器具の機器の劣化の状況は、何も高価な機器を使わなくてもある程度その兆候を見つけることができます。例えばガス器具のこんな状況です。

ガス機器を使うとへんなにおいがする
炎が赤い
使用中に消える(不完全燃焼防止装置作動を含む)

また、給気口へのホコリの付着や排気口へのススの付着なども機器の劣化の兆候といえるでしょう。しかし、これらの劣化の兆候はいずれも定性的なものであり、客観的に機器の劣化が評価できる測定器や測定方法が強く求められています。

 

 

高濃度・高精度の一酸化炭素計

もっとも避けたい、点検をする事業者とお客様の危険に対する認識のズレ

いくら点検を行っても、その結果が正しく認識されなければ何の意味もありません。それは点検をする側も、その結果を聞く消費者側も同じです。抽象的な言葉ではなく、きちんとした数字で劣化の程度を判定することが何より大切です。

 

低濃度のCO計測の課題(問題点)は、見過ごされた高い危険性の存在にある

右図は、判定の様子を模式的に示したものです。図中の実線は0.1%を閾値として模式的にそれ以下を「安全」、それ以上を「危険」として判断している状況を示しています。この状況では、CO濃度0.1%以上の数値が得られず、それ以上の濃度はすべて「危険」という言葉で片付けられている状況に似ています。しかし、実際には点線で示すように、0.1%程度より十分に高い濃度では「非常に危険」と呼ぶべき状況(図中Dの領域)もあるにもかかわらず、CO濃度が計測できないために「危険」として見過ごされてしまっているかもしれないのです。

 

危険性を適切に知らせる高濃度CO測定器の判定

点検をする側から見ると、現行の低濃度のCO測定器を使って、既に「危険」である旨を周知したのだから、それで義務を果たしたと考えることもできるでしょう。しかし、事故防止の視点から言うと、非常に危険な状況を絞り込むことができれば(一方では、必要があれば)もっと適切に高い危険性をきちんとお知らせでき、丁寧な改善要請もできる(する)という考え方もあるわけです。坂口技研の高濃度CO計測器は、そうしたニーズに応える機器であると考えています。

 

 

 

 

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