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使い方のノウハウ 

 

レーザーメタンは電源を入れてトリガーを引けば簡単に漏洩検査をする事が出来る検知器ですが、実は余り知られていない機能があるのをご存知でしょうか。もっと便利にお使いいただくために、あまり知られてないレーザーメタンの便利な使い方をご紹介します。

 

 (1) 遠くのターゲットを検査する方法

レーザーメタンは仕様上では30m離れたターゲットまで検査する事が出来ます。しかし、やってみるとわかりますが、遠く離れたターゲットに正確に照準を合わせるのは簡単ではありません。手のわずかなブレが距離が離れるほど増幅されて照準を合わせるのが結構難しくなってしまうのです。こんなときは、レーザーメタンに標準装備されている肩掛けベルトを活用しましょう。(左図) 写真のようにベルトを肩に回すと、装置をしっかりと構える事ができるため照準のブレが飛躍的に抑えられます(下図)。お試しください。ちなみにこのベルトは、はしごなどを使って高所に上るときなどに、肩からタスキがけにすることを想定したものです。狭い場所や高い場所での使用が想定されるレーザーメタンならではの装備品といえます。

 

 

(2) ハンドクリップの使い方

ハンドクリップは、長時間の使用をする場合には大変便利なものです。これがあるかないかでは、ちょっと不思議ですが機器の重さの感じ方が全然違います。だまされたと思って一度お試しください。また、このグリップは右利き左利きの両方で使えるよう設計されています。もしかしたら、今まで左利きの方はグリップなしで使っていたのではないでしょうか。左利きの方でもちゃんと使えます。

 

(3) 照準器について

日中に屋外で作業をする場合、ビームの位置を確認する赤いレーザーは見難いと思われるかもしれません。しかし、出力の大きくないポインタ用のレーザーでは、何色であっても太陽光線の明るさにはなかなか勝てません。レーザーメタンについている照準器は、そういうときに役に立ってくれます。言ってみればローテクですが、結構これが便利に使えるのです。

 

(4) シニア・モード(拡大表示)

通常06Aの表示は数値とグラフが表示されるようになっています。実は、このモードはトリガーを引きながらDISPボタンを押すと3つのタイプに表示化が変化します。その中には、グラフを消して数値だけを大写しにできるモードもあります。若い方には必要ないかもしれませんが、ちょっと細かい字は苦手というシニアユーザー(?)の方にとっては、ありがたい機能といえるかもしれません。

  

 

(5) 反射光量モード

もう一つの表示モードが、反射光量モードです。これは、ターゲットに反射した光がどのくらい反射して帰ってきたかを表示します。このモードにすることによって、本当にガスが存在しないのか、それともレーザーが反射してこないのかの判断をすることができます。ターゲットの反射率が小さいことが想定される場合には、このモードでの確認をお勧めします。

 

(6) ロックモード

これはご存知のユーザーも多いかもしれませんね。連続的に漏洩をスキャンしようとすると、トリガーを押しつづける必要がありますが、トリガーを引きながら横にあるボタンを押し込むと、トリガーがロックされてレーザーが照射し続けます。少しでも現場で操作する方の負担を下げようという心遣いです。

 

(7) イヤホン

工場等騒音のある環境でレーザーメタンを使う場合、漏洩警告音が聞き取りにくい場合があるかもしれません。そういう使用を想定して、警告音をイヤホンで聞けるようになっています。イヤホンは、標準装備されています。

 

(8) 記録データの識別

複数のロケーションでのメタンガス検知を行う場合、記録されたデータのどの部分が必要なデータかを識別するのは案外難しいものです。こんなときは、レーザーメタンを連続測定((6)ロックモード参照)にしおきます。この状態で、計測と計測の間の時は写真のようにカバーを閉めてしまいます。このような状態では、正しい計測は出来ませんのでメモリには計測エラーが記録されます。このようにすることによって、正しい計測データと移動中などの非計測時のデータを識別する事が可能になります。

 

 

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