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最近急速に利用の拡大の兆しが見えるGeOAPシステムのバージョンアップ説明会が開催されました。GeOAPのポテンシャルを物語るかのように、説明会の会場には溢れんばかりの参加者で埋まり、熱い熱気の中で説明会が行われました。(参加申し込み企業38社、参加66人)

 


社内・外を含めGeOAPに関するいろんな応用展開の話が聞かれるようになりました。もちろん、今更「GISってなんだっけ?」なんて恥ずかしくて人に聞けたものではありませんね。でも、わからないことはいくら考えてもわかりません。そんな方のために、GeOAP技術を理解するためのポイントをそっとお教えします。

 

★GISとは

GISとは、地理情報システム(GIS:Geographic Information System)の略であり、地図に関連する様々な情報を利用するための技術を言います。TGEのマッピングシステムはGISの典型的な例ですが、昨今のインターネット利用技術の広がりに伴ってGISの応用は急速に広がりつつあります。

 

★GeOAPとは

れまでのGISシステムでは、地図に関する全ての情報を自社のコンピュータの中に入れて構築してありました。ユーザーは、そのデータを必要に応じて呼び出したり、変更を書き込んだりして利用する訳です。これに対してGeOAPは、インターネットを用いることによりユーザーが地図情報をもたなくても、あたかもそこに地図情報があるかのように様々なサービスを提供することのできるのがGIS機能提供サービスです。GeOAPは単に地図画像を送信するだけでなく、より付加価値の高い地理情報を提供することが可能です。

GeOAPの仕組み 自ら地図などの膨大な情報を持たなくてもGISシステムを構築できる。

 

★メソッドとは

ユーザーは自分のコンピューター上にアプリケーションを作成し、そこからGeOAPサーバーに呼び出しをかけます。その時の呪文のようなものがメソッドです。ユーザーから送られてくる様々なメソッドに対してGeOAPサーバーが地図画像などのデータを送り返してくるのです。

 

★サーバーとは

おいおい、そのくらいは知っているといわれそうですが、そうではない方のために。
サーバーというのはネットワークを介して何らかのサービスを提供するための特別のコンピューターです。メールの仕組みを提供するのがメールサーバーというようにいろいろな目的でサーバーが使われます。ここではGeOAPのサービスを提供するためにTGEに設置してあるのがGeOAPサーバーです。メソッドを理解して処理を行うエンジンや大量の地図情報もGeOAPサーバーの中に置かれています。

 


これまでのGeOAPの機能についてはGeOAPサイトで御覧いただくとして、今回のバージョンアップについて簡単にご紹介します。


★経路探索モードにおける高速道路優先機能の追加

車のナビなどではおなじみの機能ですね。地図上の2点間の経路を計算するときに高速道路を優先的に使うモードです。

★住所処理機能

たくさんの住所データがGeOAPに送られてきたときに、そのデータを分析する機能が加わりました。具体的には住所の並び替え機能や住所に付随するデータを地図に表示する機能などが含まれます。

★ポリゴン塗り分け機能

地図上の領域ごとに(例えば町ごと)色を塗り替える機能です。商圏分析などを行うときに便利な機能かもしれません。

★標高値取得機能

地図といえば2次元の平面データの代表選手でした。これからはそれに高さの情報も含めて考えることができるようになります。駅から自宅までの起伏などを簡単に取得する事が出来ます。

★航空写真データの追加

地図に対応する航空写真のデータを簡単に取得することができます。どのように使うかはユーザー様のイマジネーション次第です。


いつの間にかいろんな事が出来るようになったんですね。驚きました。おまけにこういうすごい事が、例えば携帯電話でも出来るというから更に驚きです。

 


これまでの製品に対する一般的な考え方は、データというよりは例えば車のような物理的なモノというイメージでした。また、世の中に出た製品というのは完成されたモノでなければなりませんでした。試作品を買うバカはいないのです。でも、これからの時代は、IT技術のものすごい速さでの進展により、そういう価値観が根こそぎ変化を強いられていくと思われます。データのユニークさや絶えず変化していくことを前提とした製品作りなどなど、GeOAPはそんな近未来を予感させるものだと私達は考えています。

私達の提供するサービスは、そうした未来の製品やサービスにおけるパーツにすぎません。今回の説明会においでくださった皆様と共同作業によってユーザーの望むサービスを作って行きたいと考えています。

「地図を使ってこんなサービスを作りたいんだけど」

そんな声を是非お聞かせください。 きっとGeOAPがお役に立つと思います。


閉会に当たり、お礼を述べるGIS推進部、川野部長

 

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