壁・床・・・表と裏を高精度に位置合わせ

装置の概要
建築物の建設やリフォームなどにおいてコンクリートや木材の壁に貫通穴を開ける必要がある場合があります。このような時、穴をあける反対側の面のどこに貫通穴ができるかを知っておくことは極めて重要です。安易に穴あけを行なうと、例えば壁の反対側の構造物に損傷を与えたりすることはもちろんのこと、最悪の場合は穴を開けなおすことにもなりかねません。そんな現場のニーズに応えるのが、東京理学検査(株)で開発されたFRADです。
装置の特長
- コンクリートや壁(木材)などの影響を殆ど受けずに裏面での位置だし測定が可能です。
- 非磁性の金属やコンクリート内にある鉄筋、鉄パイプの影響もほとんどありません。
 |
| 図1:装置の外観(左が送信ユニット、右が受信ユニット) |
概略仕様
| 使用可能壁厚 |
100o〜300o |
| 中心精度 |
±5.0o |
| 表示方法 |
アナログメータ |
| 電 源 |
電池又はACアダプター |
| 注意事項 |
・電配管・モータ駆動の装置・消費電力の激しい機器が近くにある場合、
測定の妨害になる場合があります。
・
コンクリート内に鉄板プレートがある場合、感度が低下するか測定不能
の場合があります。 |
装置の使用方法
- 送信機を壁の表面に設置します(機器が傾くと正しく位置出しができません。水平を必ずとってください)。
- 反対側の壁表面を受信センサで一方向に走査し、最も信号の小さくなる点を見つけます。
- 走査する方向を90°変更し、同様に最も信号の小さくなる点を見つけます。
- 正しく検査していればA、Bの信号最小点は一致し、そこが送信器の置かれている位置です。
 |
 |
| 図2:送信器の設置の様子 |
図3:受信センサによるサーチの様子 |
|
図4:位置出しの方法
信号の谷を見つけるのに少しコツがありますが、一度操作要領を飲み込めば装置の使用方法はとても簡単です。 |
FRADは、設備関連の業務において現場の強い味方になること間違いありません。試用などのご相談にも乗ります。是非ご検討ください。
|