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組み込み型データベースについて

 

 

いまや世の中の全ての機械やシステムにはソフトウエアが組み込まれていると言っても過言ではないでしょう。言うまでもなく、どのような処理をするかという手順を記述したのがソフトウエアですが、その手順を実行するために必要となるデータや演算の結果を貯めておくためのデータベースが当然必要になります。

 

リレーショナルデータベースの関係表

このデータベースというのは、一言で言うとメモリに数値を記憶しておくだけです。そういうものに特段の工夫があるとは意外に思われるかもしれませんが、実際にはデータベースをどういうものにするかということが、ソフトウエアの品質に大きく影響するのだそうです。

もうちょっと正確に言うとそのデータベースをマネージメントするDBMS(データベースマネージメントシステム)というのがデータベースの肝になります。DBMSによってデータを構造化、制御、管理するのです。

ここでご紹介するEmpress社のデータベースは、下記のような最先端のコンピュータシステムにも搭載されています。

 1.NASAのガリレオ宇宙探査船

Artwork Galileo-Io-Jupiter.JPG
NASAのガリレオ宇宙船

木星とその衛星の探査に送られたNASAの無人宇宙船ガリレオの開発元のJPL(Jet Propulsion Laboratory)は、増大する大量なデータの迅速な処理能力を持ち、大気とガスの構成、気温、計測器の読み取りデータなど何でも扱えるEmpressのデータベースを採用しました。猛烈な宇宙空間の環境下で、システムが間違いなく動作するためには、極めて高い信頼性がデータベースシステムにも要求されます。

 

 

 2.DARPAグランドチャレンジに参加した全自動ロボット自動車

砂漠を走る無人自動車

米国のDARPAグランドチャレンジは、160マイルの荒れた砂漠の地形を人間からの命令を一切受けない全自動走行ロボット自動車が競うレースです。2005年のレースにおいて、ある自動車会社のレース参加チームにEmpressの組み込みデータベースが採用されました。このデータベースが、緯度、経度、最大自動車速度からなる連続したデータをGPSで計測した途中通過目標地点毎に格納する為に使用されました。私たち人間は、何気なく車の運転をしていますが、これをロボットにさせるとなると、大変なことになります。僅かな道路の起伏や障害物などをきちんと認識し、適切にハンドルを操作する必要があります。これらの操作を的確に行うために、外部からの情報を格納していくデータベースは非常に重要な役割を果たします。

データベースシステムは高速に動作することが求められるのは当然ですが、そのほかにも動作中に停電が起きてもクラッシュしないことや、データが細切れにならないことなども極限の環境で動作するデータベースに求められる重要な性能です。

コンピューターの性能と言うと一秒間に何回演算ができるとか、クロックスピードが何ギガヘルツとか、そういう数字に目が行きがちです。でも、実際にシステムを安定して動かすためには、縁の下の力持ちとでも言うべきデータベースの力によるところが大きいのです。ちょっと無理やりかもしれませんが、データベースシステムって、どんなことがあってもガスを供給しつづける都市ガス事業と似たところがあるかもしれません。

最後に

Empressの組み込みRDBMSは、ローカルやクライアント・サーバー構成において融通のきくデーター・アクセスから、設置スペースをとらない高い能力をもった多くの役割をこなせるRDBMSです。ユニークな機能として、リモートセンシングのためのプログラム格納やイベント動作プログラム格納として使える優れた能力をもったデータベースです。
Empressの組み込みRDBMSについて、詳しくはwww.empress.japan.co.jpをご参照下さい。

 

 

 

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