ビジネスに役立つちょっとした英語の知識の連載第3回です。 第1回ではコロンとセミコロンの使い方について説明しました。今回は、もっと一般的なコンマについて調べていきましょう。
1.普通二つの節をつなげる時には、コンマと接続詞をセットにして使います。
She knew very little about the new system, and he volunteered nothing.
2.でも、その節が短い場合や両者が意味的に強く結びついている時、コンマが省略される時があります。こうした使い方にはきちんとしたルールはありません。状況によって書き手が判断する必要があります。
The sun was shining and birds were singing.
3.逆に接続詞なしでコンマだけを使って節をつなげる場合もあります。二つの節が短い場合や並列性が明らかな場合などです。
One day you are a successful corporate layer, the next day you are out of work.
これらの例外的なケースを除くと、普通はコンマと接続詞をセットにして節をつなぎます。もし、接続詞を使わないで文章をつなげる時は、一般的に以前にやったセミコロンを使うべきです。
4.二つより多くの節をつなげる時には、コンマかセミコロンを使ってつなげます。
The policy is a complex one to explain; defending it against its critics is not easy, nor is it clear the defense is always necessary.
どうですか?わかったようで良くわからない区切り記号の使い方、皆さんの英文ライティングの参考になれば幸いです。
参考文献:Merriam Webster’s Guide to Punctuations and Style, Merriam Webster, Incorporated, Springfield, Massachusetts