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第8回 トランジスタ

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大変長らくお待たせしました。しばらくお休みしていたセンサ道場、満を持して再開です!
ますます分りやすく、簡単な説明であなたをセンサの世界へお誘いします。
今回はいよいよトランジスタについて学びましょう!

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 トランジスタとは何をするもの?

 

ここではもっとも基本的で古典的なバイポーラトランジスタについてご説明しましょう。

トランジスタには足が3本あります。それぞれがベース(B)、エミッタ(E)、コレクタ(C)と呼ばれています。左図のトランジスタはNPN形と呼ばれるものです。エミッタの矢印が反対向きのものもあり、そっちはPNP形と呼ばれています。

 

上の図のように、ベース(B)からエミッタ(E)に電流(IB)を少し流すと、コレクタ(C)からエミッタ(E)へ大量の電流が流れる、というのがトランジスタの主な働きです。
トランジスタの働きを式で表すと下のようになります。

IC=hFE * IB

ここで、hFEはトランジスタのパラメーター(電流増幅率)と呼ばれます。これは大抵100〜400程度となっています。
つまりトランジスタでは、ベース(B)からエミッタ(E)に流れた電流のhFE倍の電流がコレクタ(C)からエミッタ(E)に流れるのです。

 

トランジスタでは・・・
『ちょこっとIBを流すと、ドカッとICが流れる』
ということを覚えておきましょう。

 

なんだかむずかしそうですが、次の3つのポイントを押さえておけばトランジスタは全然難しくありません。

ポイント

ベース(B)に流れこむ電流(IB)とコレクタ(C)に流れ込む電流(IC)が合わせてエミッタ(E)に流れる。

ポイント ベース電流(IB)はとても小さいので、たいてい無視することができる。つまり、IC≒IEとなる。
ポイント ベース(B) - エミッタ(E)間の電圧は、トランジスタが正常に動いていれば、≒0.7Vである。(つまり、ダイオードがあると思えばよい!)

ということになります。
トランジスタの基本はこれだけを知っていればOKです!

 

 


トランジスタなんて難しくてよく分らないや、と食わず嫌いになっていたあなた!
どうでしたか?  とても簡単でしたよね?!
次回は実際の回路でトランジスタがどのように使われるているかをご説明します。

 

 「センサ道場」はこれからもどんどん続きます!ご期待ください!!

 

 

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