お待たせいたしました。センサ道場第2回は「非線形素子の扱い方」です。
非線形素子って? と思う方もいらっしゃるかもしれません。 よく使用されます抵抗などは、オームの法則に従っているため、もちろん電圧と電流は比例関係にあります。このような性質をもつものは線形素子と呼ばれまています。一方で、非線形素子とは電圧と電流が比例関係にないものと言えます。
線形素子・・・・・・・・ |
電圧と電流が比例 |
抵抗など |
非線形素子・・・・・・ |
電圧と電流が比例しない |
ダイオード、トランジスタなど |
抵抗 |
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V=IR ; オームの法則 |
ダイオード |
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この2つが一緒に回路の中にあったらどうなるでしょう?オームの法則は使えない?? |
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1.回路は一つ:抵抗もダイオードも流れる電流Iは同じ |
2.抵抗とダイオードの電圧を加えたのが電池電圧E
E=VR+VD
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抵抗とダイオードそれぞれの言い分 |
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おおざっぱな計算だと・・・ |
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・シリコンダイオードは0.6VまではOFFで、0.6V以上でON. |
・抵抗(直線の傾き)はゼロ |
このように、ダイオードの型番などを知らなくても、だいたいの値は計算できるのです!
「センサ道場」はこれからもどんどん続きます!ご期待ください!!
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